食べたいものを食べる
昨日、どうしてもスタバのフラペチーノが飲みたくなった。
これまで両手で足りるくらいしかスタバに行ったことはない。
行かない理由はごく単純に、好きじゃないから。
友達に付き合って行くことがほとんどで、自ら行く時は待ち合わせなどで時間が余っており、なおかつV6の岡田くんオススメのカスタムを楽しみたい気分の時に限る。
フラペチーノなんて3回くらいしか飲んだことがない。
そんな私がスタバのフラペチーノが飲みたくなるなんて、ありえない。
そもそも飲み物一杯に対して値段が高すぎると感じるので、「フラペチーノ飲みたい。買お♪」とは絶対ならない。
高いからダメ!
贅沢しちゃダメ!
お砂糖だらけで不健康だし体が冷えるからダメ!
というダメ出しのオンパレードで、結局スタバには寄らずに家に帰っていた。
これまでの私は。
夫と離れてから、いつもと違うことを毎日やってみようと思った。
もうモラハラを受けるのはこりごりで、私自身が変わる必要があるし変わりたいと思ったからだ。
いつもと違うことを毎日やっているのかと言われればなんとも言えないし、それどころかそう決めたことさえたった今思い出したところだ。
しかし潜在意識にはしっかりと刻まれていたのだろう。
私はわざわざ遠回りをしてスタバに行き、無事フラペチーノを堪能した。
飲んでみて、やっぱりあまり好きじゃないし、チョイスをミスったせいで欲しい甘さは得られなかった。
本当はもっとゴリゴリに甘いフラペチーノが飲みたかった。
それでもあの存在感のあるカップを手に持ち、ストローで甘く冷たい飲み物をすするという満足感は得られた。
そして今日、ランチにどうしてもモスバーガーが食べたかった。
モスバーガーは嫌いじゃない。
ハンバーガーチェーンの中では1番好きだ。
それでもやっぱりなかなか行かない。
高いし油や添加物、小麦など体の影響を考えてしまう。
とはいえこのところ油も砂糖も添加物も小麦も乳製品も、ほとんど気にせず市販のお菓子やパンを好き放題食べている。
お金も実家暮らしで生活費を全て甘えさせてもらっているから、弁護士費用や引越し費用でかかる分を差し引いても、たった1回ランチに1000円使うくらいは余裕である。
ランチにモスバーガーを食べられない理由、食べてはいけない理由は何もない。
調子に乗った私は、ハンバーガーを2つ頼んだ。
飲み物は着色料バリバリのメロンソーダ。
大好きなオニポテももちろん頼んだ。
出来立ての温かいハンバーガーに、人目を気にせずかぶりつく。
口いっぱいに頬張って、アツアツのオニポテをつまんで、ソースをぬぐいつつメロンソーダを流し込む。
そうそう、これをやりたかったんだよ。
心もお腹も存分に満たされた。
ちなみに味はと言うと、大好きだったオニポテもハンバーガーも、そこまで美味しく感じなかった。
美味しい部類には入るけど、中の上くらい。
昨日今日と慣れないものを一気に詰め込んだせいか(まあ十中八九今日のランチを食べ過ぎたせいだと思うが)、なんとおなかを壊してしまった。
お腹が痛くて電車を降りるなんて、これまで一度も経験したことがない。
今日はゆっくり湯船に浸かってお腹を撫でてあげようと思う。